瑞希「なんで2人とも不機嫌なわけ?」


訊夜・克「…別に。」


夏といったら海!とか、祭り!だけど、人込みが嫌いな私たちは訊夜たちの意見に賛成で。
反論せず、会話を聞いているだけだった。

でも、2人は少し言い過ぎ。


瑞希「璃亜に謝って。何にイライラしてるのかしらないけど、人に当たるのやめてくれる?迷惑だから。」


訊夜「…別に苛ついてねぇよ。」


いや、絶対苛ついてんじゃん。

足組んで、手組んで、私のことを睨みつけてるんだよ?


どっからどう見ても怒ってんじゃん。