温かくて私よりはるかに大きい、訊夜の背中。
瑞希「大丈夫だよ。何も怖くない。私が、私たちがついてるよ。」
私が少し訊夜の方に体重をかけると、訊夜は体を起こした。
訊夜「あぁ。ありがとな。でも、」
“巻き込みたくない”
訊夜の優しさが背中から伝わってくる。
“巻き込みたくない”って気持ちは分かる。
でも、
瑞希「みんな、訊夜に頼ってほしいって思ってるよ。」
頼ってくれるのを、話してくれるのを待ってるよ。
もしかして、今まで私に話してくれなかったのって、巻き込みたくないから…?
瑞希「大丈夫だよ。何も怖くない。私が、私たちがついてるよ。」
私が少し訊夜の方に体重をかけると、訊夜は体を起こした。
訊夜「あぁ。ありがとな。でも、」
“巻き込みたくない”
訊夜の優しさが背中から伝わってくる。
“巻き込みたくない”って気持ちは分かる。
でも、
瑞希「みんな、訊夜に頼ってほしいって思ってるよ。」
頼ってくれるのを、話してくれるのを待ってるよ。
もしかして、今まで私に話してくれなかったのって、巻き込みたくないから…?

