地味子の正体はNo.1の総長!?《修正中》

優しく問いかければ、いつもの訊夜からは考えられない、震えた声で返ってきた。


怖い…。


私はギシっとベットが軋む音をたてながら立ち上がった。

その行動に不安に思ったのか、少し顔を上げ、怯えた目で私を見つめる。


大丈夫だよ、そんな意味を込めながら頭をなでると安心したように笑った。

ベットの上に上がり、訊夜の背中に私の背中を合わせた。


訊夜が不安がったり、怯えてたり、落ち込んでたりしていたときに昔必ずやっていたこと。

背中をあわせて分かったことは、微かに訊夜の体が震えていること。