斗真「受付の人に聞けば良いじゃん。」


斗真にそう言われ受付に視線を向けるが…すぐにそらし首を横に振る。


なんで?と言う視線を送る斗真に口を開く。

こんなことを言ったらきっと怒られちゃうな…。


瑞希「名前わかりませんっ!」


もう怒られてもいいやっと思いヤケクソになった私。

はっきり言い切りましたっ!

でもやっぱり怒られるのはちょっと怖いのでぎゅーと目を瞑る。


しかし、私を責めるような言葉ではなく、耳から聞こえたのははぁーと長いため息1つ。


瑞希「ご、ごめんなさい…。」