後ろを見るとさっきまでフラフラしていたのに、怪我人とは思えないくらい早い。


前を向くと璃亜と那由華がもう疲れたのか遅くなっている。


それに気付いた斗真と勇磨はなんと……


璃亜・那由華「え?…きゃっ!」


紗檻・瑞希「は…?」


お姫様抱っこをした。


璃亜と那由華の顔が紅くなっていく。


見てるこっちが恥ずかしい。


視線を前を走っている4人から外し隣を見る。


瑞希「紗檻、大丈夫?」


紗檻「ん?大丈夫だよ。こう見えても元バレー部ですから、体力には自信がありますよ?」