皆の心配そうな視線を浴びながら勇磨と2人で敵を倒していった。


って言っても4、5人しかいなかったけどね。


男たちが全員気絶したことを確かめると璃亜たちの方に行った。


那由華「勇磨、大丈夫?」


私の隣を歩いていた勇磨に那由華が駆け寄り声をかける。


勇磨「大丈夫。」


泣きそうな那由華の頭をなでながら答える勇磨。


3日前、2人が喧嘩したって璃亜から聞いて心配してたけど、いらなかったようだね。

2人の目には“不安”がもうなく、優しい目になっていた。


那由華、勇磨にちゃんと好きって言えたんだね。

良かった。