自分の席に座り、手を合わせる。


父「えっ、ちょっと?なんでよけるの?てか、無視?」


騒いでいる親父に冷たい目線を送りながら、「いただきます」と小さい声で言った。

父「ごめんって瑞希。お願いだから無視しないで!」


うるさいな…。
そんなに騒いでたら母さんが…。


母「うるさい!」


先に朝ご飯を食べていた母さんが親父を睨み付けながらキレ気味で言った。


父「はい。」


母さんに怒られ隅で体育座りをしている親父を横目に見ながら、正面に座っている母さんに聞く。


瑞希「で、話って何?」


「あっそうそう!」と思い出したように呟いた母さんの口から、信じられない言葉が…。