璃亜「あ、あの人、たち…こっち見てない?」
震えている指でどこかを指してた。
その人差し指の先には、こっちを指差してニヤニヤしている、男5人組。
まずい。
周りを見ても、私たち以外に人はいない。
ってことは、男5人組は私たちを見ている、ということ。
今日、一緒に遊ぶ予定の人は斗真、那由華、紗檻、勇磨。そして、私と璃亜で合わせて6人。
私と璃亜のことを気遣ってか、待ち合わせ場所は人通りが少ない所にある、人気のない蕎麦屋。
味は美味しいんだけど、人が全然通らないせいか、あまり知られていない。
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