訊夜「お馬鹿な瑞希にはちょっと難しかったか。 悪い悪い。 勝手に見たんじゃなくて、見えたんだよ。」 瑞希「見たんじゃなくてみえたぁ? 何それー。どういうこと?」 訊夜「この部屋に落ちてたんだよ。 点数が書いてある表向きに。」 へ? 落ちてた? 瑞希「そんな嘘信じる訳ないじゃーん。 落ちてた?へー。うそ付くならもう少しましな嘘付きな。」 訊夜「嘘じゃねぇよ。 この部屋に落ちてたんだから、誰か見てねぇの?」 訊夜が聞くと、みんなの目がキョロキョロと動いてる。