昴「これ、地毛?」 瑞希「え?」 無意識に上げてしまった顔。 髪を褒められた恥ずかしさで耳まで真っ赤だったであろう私の顔はどんどん青ざめていく。 この質問に正直に答えたら…。 またあなたは褒めてくれる? それとも、、、私を避ける? 瑞希「地毛、だよ。」 そんなの避けるに、決まってるよね。 当たり前じゃない。 私はみんなと違う。 目も髪も黒じゃない、 銀色だ。 “人は見た目で判断しちゃいけません。 大事なのは中身です。” 幼稚園児に叱る大人。