言わなきゃいけないこと?
そんなのあったっけ?

訊夜はため息を付き、


訊夜「んでこんなに遅かったんだよ。」


あー、遅刻したんだった。


瑞希「えっとー。」


カフェオレを飲んでましたとは言えないし、
知らない人から電話が来たんでとも言えないしな。

どうしましょう。


良い言い訳が見つからない。


とりあえず、謝ろう。


瑞希「ごめんなさい。」


訊夜「はぁ。まぁ良いか。そろそろ本題にはいるぞ。」


本題…。

私の正体のことだよね。

話さなきゃ、いけないんだ。