部屋の前で1つ深呼吸。

ドアノブを握り、ゆっくり開けた。



瑞希「遅れて…  「アハハハハハッ!」」


幹部室に入ってすぐに頭を下げ、謝ったが、誰かの笑い声で消されてしまった。


…誰だよ。笑った奴。


知らない人からの電話で今機嫌が悪い。


ゆっくり顔をあげ、未だに笑っている奴を睨む。


「アハハハッ!…はらいた、い。やべぇ。そのか、こ。まぢウケる!涙出てきた。アハハハッ!」


お腹を抱えて笑っている、和馬。

斗真は私から目をそらし、

羽留は私に指を指しながら笑い、

璃亜は口に手を当てて笑っている。