克に送ってもらった後、もう親父と母さんは起きていた。 バレないよう、静かに部屋に向かうが、 やはりバレ、 親父の部屋で正座させられた。 顔を上げると親父と母さんの黒い笑顔。 そして、苦笑いの私。 逃げたくても逃げられない。 かれこれ3時間はたってる。 あ、足が…。 もう痺れを通り越して感覚がない。 いつまで続くんだろう。 バレないよう、小さくため息をついた。 結局説教から解放されたのは、2時間後。 合わせて5時間。 足がもう使い物ならなくなっていた。