克「瑞希はさ、なんでここにきたわけ?」

瑞希「私さ、ここら辺にすんでて、克と桜さんの声が聞こえてさ。心配になってきたの。」


ホント半分、嘘半分。


克「ふーん。俺にうそ付かない方がいいよ?」


やっぱり克には嘘つけないみたい。


瑞希「実は、夢に出てきたの。」


克「俺たちが?」


瑞希「うん。なんか胸騒ぎがして、きてみたらほんとに言い争いしてた。」


それから、少し無言が続いた。


それを破ったのは


克「瑞希って、好きな人いねぇの?」


克。


瑞希「は?いきなり何?」