いやな予感がする…。


‘男’は、私の膝を胸に付け、太ももの裏に座った。


全体重が私の体にのしかかる。


一体何がしたいの?


身の危険を感じ、足をバタつかせる。


私の足が‘男’の顔面に直撃し、後ろへ倒れた。


起き上がり、‘男’の顔を見てみると、気絶していた。


ため息を1つ付き、
みんなの方を見ると、


璃亜と龍王は心配そうな顔。

桜蝶は…肩を震わせながら笑っていた。


桜蝶は龍王の1歩後ろにいるから、笑っていることに龍王は気付いていない。


瑞希「みんな、心配かけてごめんなさい。」