璃亜の手に握られているもの。
手のひらサイズで長方形、
凄く便利で誰でももっているもの。
そう、それは、
携帯だ。
璃亜が携帯を床に置く。
今度は私が後ろ向きになり、指で操作をする。
使い慣れてはいるが、流石に見ずに操作するのは困難。
首が痛いのを我慢して後ろを向く。
さて、誰に電話をかけよう。
斗真は…副総長だから忙しいだろうし。
和馬…は絶対やだ。
羽留は携帯でないし。
それに、この3人は人の話聞かないからな。
学校やめたことがバレた日も私のことなんかガン無視だったし。
あのときのことを思い出すだけで、呆れてため息しか出ない。
訊夜しかいないか。
手のひらサイズで長方形、
凄く便利で誰でももっているもの。
そう、それは、
携帯だ。
璃亜が携帯を床に置く。
今度は私が後ろ向きになり、指で操作をする。
使い慣れてはいるが、流石に見ずに操作するのは困難。
首が痛いのを我慢して後ろを向く。
さて、誰に電話をかけよう。
斗真は…副総長だから忙しいだろうし。
和馬…は絶対やだ。
羽留は携帯でないし。
それに、この3人は人の話聞かないからな。
学校やめたことがバレた日も私のことなんかガン無視だったし。
あのときのことを思い出すだけで、呆れてため息しか出ない。
訊夜しかいないか。

