瑞希「大丈夫だって!斗真たちが来てくれるんでしょ?」
璃亜「でも、もしもこの家に居るってわかっても、ここには来れないよ。」
璃亜を元気づけようとしたが、逆にもっと落ち込んでしまった。
……あ、
あることを思い付き、取りだそうとするが手が縛られていて動かない。
しょうがない…。
瑞希「璃亜、ちょっとこのポケットに入ってるもの取って。」
璃亜「わかった。」
璃亜が私のところにきて背を向けた。
ポケットに手を入れると、
璃亜「あ。」
形だけで何が入っているか分かったのか、嬉しそうにこちらを向いた。
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