地味子の正体はNo.1の総長!?《修正中》

電気も付けていないので薄暗い。


不気味…。

怖がりの璃亜が心配になり、璃亜の方を見ると、今にも泣きそうな顔をしていた。


狭い廊下を過ぎると、横に階段があった。

その階段を上るのかと思いきや、階段を通り過ぎた。

その先には扉もなく、壁だ。


何考えてんの?
もしかして壁に突っ込む気!?


無意識に歩くスピードを緩めた。

私の後ろを歩いていた仲間が横を通り過ぎ、壁に手を置いた。


首を傾けながら眺めていたら、とんでもない光景が。


壁を押し、1mぐらい進んだ。

すると、二つの扉が現れた。