泣きながら言ってきた那由華に なんで告白したか? そんなの決まってるじゃない。 勇磨君が那由華のことが好きだからよ。 素直じゃないところ、泣き虫なところ、寂しがり屋なところ。 でも、本当は誰よりも優しくて、頑張り屋なところ。 那由華の長所も短所も勇磨君は好きなんじゃない? 那由華はこんななんかじゃない。 だから、こんな自分なんて言わないで。 もっと自分に自信をもって! 大丈夫、那由華なら。 勇磨君は那由華のこと大好きなんだから! そう言った記憶がある。