地味子の正体はNo.1の総長!?《修正中》

誰一人喋らず、重い空気で紗檻の家へと向かった。


「狭いけど。」なんて言いながら入れてくれた紗檻の部屋。

綺麗に整理整頓されたシンプルな部屋。

女子の部屋で定番なピンク色なんてなく、黒で統一されている。

女子の部屋には見えない、紗檻らしい部屋。


私と紗檻はベッドに座り、勇磨君と那由華は床に座った。


紗檻「2人でよく話し合いな?」


しばらくの沈黙が流れる。

その沈黙を破ったのは、


那由華「私、別れたくない。」


不安げで目に涙を溜めた那由華だった。