父「襲われることもないだろう。」
安心したように言う親父。
瑞希「襲われる?私を襲う人なんている訳ないじゃん。」
こんなブスを誰が襲うのよ。
玲「無自覚。」
呆れたようにため息をつきながら言う。
瑞希「無自覚じゃないし。」
自分の顔の醜さは充分分かってる。
ちゃんと自覚してるし。
私のどこが無自覚なの?
寧ろ玲兄の方が無自覚だし。
ファンクラブまであるくらいのイケメンなのに、“もっとイケメンに生まれたかった”なんてふざけたことを言ってる玲兄には言われたくない。
時間がないことを思い出した蒼兄は
蒼「そろそろ家出なきゃ間に合わないぜ?」
と蒼兄の左手首につけてある腕時計を私たちに見せながら言った。
玲兄も私もその言葉に頷く。
玲「瑞希、高校の場所分かるか?」

