充血していて、まだ涙が溜まっている目で斗真を見て、小さく頷いた。
璃亜「うん。その、会話の、内容がね、グスッ、瑞希、ヒック、のこと、だったの、ヒック」
瑞希?
全員の顔を見ると、思い当たることがないらしく顔を傾けている。
璃亜「瑞希がねっ、ヒック、ここをね、辞めたんだって、う、うぅ、グスッ」
は?
辞めた?
璃亜「信じられなくてね、教室に、グスッ、行ってみたの、うぅ、そしたらね、ヒック、瑞希のねっ、机が、グスッ、なかったの、うぅ。」
机がない?
璃亜はまた声を上げて泣き出した。
瑞希がいなくなるのが怖いのか璃亜の体が小刻みに震えている。
斗真はそんな璃亜を優しく抱きしめた。
瑞希がいなくなるのが怖いのは璃亜だけじゃない。
俺も怖いし、ここにいる全員も怖がっている。
訊夜「誰か、瑞希から聞いてねぇか?」
璃亜「うん。その、会話の、内容がね、グスッ、瑞希、ヒック、のこと、だったの、ヒック」
瑞希?
全員の顔を見ると、思い当たることがないらしく顔を傾けている。
璃亜「瑞希がねっ、ヒック、ここをね、辞めたんだって、う、うぅ、グスッ」
は?
辞めた?
璃亜「信じられなくてね、教室に、グスッ、行ってみたの、うぅ、そしたらね、ヒック、瑞希のねっ、机が、グスッ、なかったの、うぅ。」
机がない?
璃亜はまた声を上げて泣き出した。
瑞希がいなくなるのが怖いのか璃亜の体が小刻みに震えている。
斗真はそんな璃亜を優しく抱きしめた。
瑞希がいなくなるのが怖いのは璃亜だけじゃない。
俺も怖いし、ここにいる全員も怖がっている。
訊夜「誰か、瑞希から聞いてねぇか?」

