瑞希「ありがとう。」


みんなに誉められたので少し照れながら言う。


湊「おい、みんな!姫を守るぞー!」


そんな私の頭をポンポンと叩くと、湊は大きい声で叫んだ。


下っ端「おー!」


声がかれるんじゃないかと思うくらい大きな声。

私のためだと思うと嬉しくて少しうるっときた。


湊「解散!」


その声を合図にみんなが動き出す。


昴「ね、瑞希!幹部室行こう?」


瑞希「うん!」


元気よく頷いたのを見て、みんな幹部室へ足を動かした。

幹部室に入るとみんなソファーに座り、帰る時間になるまで、
いろいろな話をしていた。


克は数学が苦手だということ。

翔には可愛い彼女がいること。

剛史は歌が大好きで、上手いこと。

昴には妹と弟がいて、すっごい面倒見がいいこと。

湊はたこ焼きが大好きだということ。


みんなの意外な一面を知れて、嬉しかった。