瑞希「守ってくれるのは嬉しい。でも、命をかけるのは止めて。
自分の命を優先して。私を守って死んだら許さないから。」


ま、そんなことはさせないけど。
もしもの時は私が命を懸けてでもみんなのこと守るから。


「分かりました!」


みんな呆れながら笑い、頷いてくれた。


瑞希「あ、最後に後もう1つ。私のことは瑞希って呼んで?敬語も禁止!分かった?」


「え…でも。」


みんなの視線が私から湊に注がれる。


おー総長にお許しを得ないといけないのねー。


湊はチラッと私を見ると頷いた。


いいって事だよね…?


嬉しそうに笑う下っ端君は私の方を向いて


「了解!」


満面の笑みで言った。


ステージに上り、みんなの元に戻ると、


翔「素晴らしい挨拶でしたよ、瑞希。」


昴「うん!僕、感動しちゃった!」


剛史「やっぱり瑞希を姫にして良かったぜ。」


湊「あぁ。」


克「……。」


笑顔で迎えてくれた。