魅惑のキスネコ!【完】


「おばちゃんやっと帰ったんだ?」

夕飯の支度をしていたら突然声を掛けられて
あたしは振り向いた。


「ポパイ!どこ行ってたの?」


「散歩ー。
だって一緒にいるの見られたらまずいんでしょ?」


「そうだけど!
遅いから心配しちゃったじゃん」


「大丈夫大丈夫♪
で、何作ってるの?」


「これ?肉じゃが。」


「ふぅーん!うまそー!」

ポパイは興味深そうにおなべの中を覗いてくる。

「でしょ?おいしいよ!
そうだ、ポパイの分も残しておくよ。
明日の朝ごはんに食べたらいいんじゃない?」


「えー今食べたい!
食べさせてよ!」


「え!ダメだよ、
まだ火ぃ通ってないし。」


「じゃぁ火が通るまで待ってる。」

ポパイはそう言うと
あたしの隣で肉じゃがを観察し始めた。