しー・・・ん
と、静まり返るキッチン。
ポパイは、どこからも現れない。
変わりにそいつがあたしを飽きれたように見下してくるだけ。
「はぁっ・・」
そいつはガクッと頭を落とし、
くるっと後ろを向く。
「ほら、これ見ろよ。」
ギッと音を出して
キッチンのついたてをずらす。
「やっ!今度は何を見せる気よ変態ーーっ」
「アホか!目ぇあけろ」
指と指の間から、
薄めでそっとそいつを見る。
細い足首、硬そうな長い足。
鍛えられた太腿からの
若い男の子の締まったお尻から生える
しなやかな尻尾...ぽ・・?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…