しー・・・ん


と、静まり返るキッチン。

ポパイは、どこからも現れない。
変わりにそいつがあたしを飽きれたように見下してくるだけ。


「はぁっ・・」


そいつはガクッと頭を落とし、
くるっと後ろを向く。


「ほら、これ見ろよ。」


ギッと音を出して
キッチンのついたてをずらす。


「やっ!今度は何を見せる気よ変態ーーっ」


「アホか!目ぇあけろ」


指と指の間から、
薄めでそっとそいつを見る。


細い足首、硬そうな長い足。
鍛えられた太腿からの

若い男の子の締まったお尻から生える
しなやかな尻尾...ぽ・・?