眼鏡の奥に潜む甘い甘い悪魔






『なんで』



『なんでって、夢じゃないですか?好きな人との海。花火を見ながらキスしたりなんかしちゃって、あぁ憧れます』




考えれば考えるほど
胸が高鳴って妄想が膨らみますよ!


好きだよ

なんて囁かれちゃったら……




『俺には分からない。』





ズバッとしたその一言に
妄想の世界から引き戻されました。


んー、たしかに

城田くんは彼女欲しい!

なんて考えたことなさそうだし

興味が無さそうですねー。