なんと素晴らしい夏休みが待っていたかも
しれないのに、それがこないかもしれない。


そんなことあってはならないのです


『あ、そうだ！雪恵が教えてくれればいいのよ！』


『私？ムリムリ私バイトあるし第一頭良くない』


あぁ、そうだった。


雪恵もギリギリだった。


私と何ら変わらないでした。



『雪恵も頭悪いから余計ダメになりますねぇ』


『ちょっと、あんた殴るわよ？少なからず追試になるほど悪くはないから』