眼鏡の奥に潜む甘い甘い悪魔




はぁ。



溜息が口から漏れる私に
肩にポンと手を置かれ振りかえると



『静華ちゃん。』


高杉君が苦笑いを浮かべて私を見てます。


あれ、さっきまで雪恵と
楽しそうに話してたのに。



『今のは駄目だよ、流石に城田でも。』



駄目?


今の言葉、そんなにダメでした?


私、嫌われました?



『あぁ、違う違う、泣きそうになんないで。あんなこと言われて、照れない男はいないよ?いくら、城田でも』


そう言って、自分の耳を引っ張ってから、
城田くんを指さしました。


照れる?


え、誰が?