眼鏡の奥に潜む甘い甘い悪魔





『眞田。嫌?』


はい。

夏休みになるのは………



じゃなくて、休み時間のことですよね。



『ううん。城田くんと居れるのなら全然嫌じゃないです!』



これ以上無い幸せですよ。


そんなの。


でも、城田くん。


一瞬目をまん丸くさせると
自分の席へと歩いて行ってしまう。



あれ、私。


なんか気に触るようなこと
言いましたか?


なんて思ってたら本を片手に戻ってきて
横にスッと座って本を読み始めた。


あ、本を取りに行っただけですか。

でも何も言われないのは
静華、ショックですよ。