「…い。お…い!生徒会...長!生徒会長!」




目を開けると希龍の久音 仁ーKuon shinobuーがいた。



「おい!!大丈夫か?」


『い...たい。あれ、私....』

痛くて起き上がれなかったが、徐々に記憶が戻ってきた


あ...希龍から逃げたんだった...




「目覚ましてよかったー見つけたと思ったら傷だらけで倒れてるし。とりあえず凌空に電話」



『あ、いや私は帰「何言ってんだよ。会長逃したら凌空に怒られるの俺なんだからな。後そんな怪我じゃ1人で歩けねぇだろ」




そう言って逃さまいと腕を掴まれて久音は電話で立花たちを呼んだのであった。






それから程なくして走ってくる音が聞こえた


「おい!誰にやられたんだ?人数は?特徴は?」



立花はいつもの倍以上迫力があってその勢いに負けて


『え...と、黒鋼って言ってた。人数は4人で髪色が赤と緑と金が2人だった。顔はあんまり覚えてない。』


「櫂、あとで特定頼む」



「了解。とりあえず倉庫行って手当するか」



倉庫...それは避けたいんだけど。


『いや、自分で手当てぐらい出来るから大丈夫だよ。だから帰っていいかな』



「何言ってんだ。そんな怪我じゃ帰れねぇだろ。とりあえずおぶってやるから乗れよ」


立花はそう言ってしゃがんだ


本当はもっと抵抗したいのだけれど、生憎ケガのせいで動けない




結局私は強制的に希龍の倉庫へと連れていかれたのであった…