新撰組と女の子と神様!?

少し緊張しながら門の前に立つ。

「へ、平助…」

「大丈夫、いこう?」

優しく微笑みながら言ってくれる。

平助が手をひいて中にはいる。

「平助!…と、柚葉っっ!?」

沖田さんが驚いたようにこちらを見る。

どだどだどだ…きゅきぃい!

土方さんがもうスピードで急ブレーキをかける。

足袋から摩擦で煙が出ていた。

「えっと…皆、ごめんなさいっっ!!」

私は思い切り頭を下げた。

すると私や沖田さんの声と土方さんの足音

で皆が出てきた。