新撰組と女の子と神様!?

ちかちかと目を射すような日差しで目を覚ました。

「ん…う……。」

そこは木のそばでも屯所でもない、見たこと

のない部屋だった。

…ここ、どこ?

すー…

部屋の襖が開いて綺麗な女の人が現れた。

「あら、目ぇ覚めたん?」

その人は柔らかく笑い入ってきた。

「え、えっと…ここ、どこ…ですか……?」

女の人はお粥ののったお盆をそばにおいて座った。

「ここは蕎麦屋の手鞠屋や。ほんでうちは桜いいます。」

そしてこれまでのことを話してくれた。