新撰組と女の子と神様!?

どれくらい走っただろうか…

私はぼろぼろと流れる涙をほっぽってふらふ

らと足を進める。

ふと横を見上げると綺麗な木がたっていた。

なんの木かはわからなかったけどとても綺麗だった。

私は力が抜けたようにべしゃりと座った。

そのままただただ木を見上げた。

涙で霞んだ視界に雲の間から顔を出した月

が見えた。

それを最後に私は意識を手放した。