新撰組と女の子と神様!?

そう言うとそこらに積んである重石の上に

座る幸ちゃん。

…手伝えよ

そう思いながら野菜を切っていった。

相変わらず幸ちゃんは餡蜜を食べている。

「あのさ、幸ちゃん。餡蜜食べてないで手伝ってほしいんだけど…」

すると幸ちゃんは嫌そうな顔をして

「頑張って、柚葉ちゃん♪」

いらっ

これはいっても聞かなそうだったので仕方な

くまた手を動かす。

しばらくしてもう少しで出来上がるってとき

に幸ちゃんがそのお皿を肘でつっかえて落と

してしまった。

ガチャンッ!

え?

また作り直し?

…さすがに少し気まずそうにする幸ちゃん。

「あっ、やっちゃったぁ」

やっちゃったぁじゃないんだけど。