新撰組と女の子と神様!?

そんなことを思いながらたらいに水をうつ

して洗濯板に衣類を擦り付ける。

ごしごし

……。

がっしごっしっ!

べしっ

「いたっ」

上向きぎみに後ろを見ると佐之さんがいた。

…なんで叩くのさ!

「佐之さんのばーか!」

「俺に八つ当たりすんじゃねぇよ」

苦笑しながら手伝ってくれる佐之さん。

「…ありがとう。」

にかっと笑ってまた手を動かす佐之さん。

「そういや、今日は宴会やってよっ!」

酒が呑めるぜ~っと喜ぶ佐之さん。

ちょっと待って。

え?宴会??

ほとんど私一人で作るようなもんなのに?

一人で大量のご馳走用意しろと?

お酒も??

最悪…。