「あっ、平助っ!今日のおかずは魚の煮付けだよー!」

私が平助に話しかけた。

「おっ!やった!佐之さん、今日のおかずはやらねぇぜ!」

私も話の輪に入る。

すると面白くなかったのか、幸ちゃんがぱっ

つぁん達と話している平助に腕を組むように

して話しかける。

「平助くんっ!魚の煮付け私頑張って作ったんだから食べてねっ」

ん?おいこらまてこのやろーっ!

あんた魚を煮付けることすらやってねーじゃねぇかっ!

佐之さんも少し驚いている。

「へぇ、幸が作ったの?じゃあ絶対食べないと。」

優しく笑いながら答える平助。

幸ちゃんは添え物とお米炊くことしかしてないのに…

「…。」