!?

「$%#●▲▽◇@§□¥%★⊇→↓§ΨΛゐ!?」

フリーズしている私を見ていつものように笑う平助。

「なっ、なっっなーーっ!?」

「あっははは!柚葉ホントかわいいね」

ケラケラと笑いながらまたぎゅーっと抱き締める。

「いっ今!たった今なんの前触れもなく!私の初が初がぁっ奪われたぁ~っ!」

平助の耳許で叫ぶ私を苦笑しながら背中をぽんぽんする平助。

「てゆーか、初めてだったんだ?」

あっ、当たり前じゃないか!!

「だってだってだって!恋仲になったのも!こんな風にぎゅーってするのも、せっ、接吻もっ初めてだったんだからぁ!」

平助の腕のなかでぎゃーぎゃーと暴れる私。

「初めてばっかりだね、俺は嬉しいけど」

「いっとくけど、男の人好きになったのだって初めてだったんだから!」

もうなんで顔が赤いのかもわからなくなり
ながら平助を見上げて抗議する自分。

「あは、嬉しい^^」

だめだっ!この人何いっても効かない!