学校に送り届け、途中で迎えに来る事を伝えると、ロコツに嫌そうな顔をされた。
「またお前が来るんか」
「すみません、あたしで」
「まあ、楽しみやな。久しぶりに会えるし」
楽しみにしてなさいよ、ふっ。
2人が校門に消えるのを見届けて、お父さんに電話をした。
「もしもし」
『志穂? 準備はOKよ』
「ありがとう、じゃあ迎えに行ったら作戦開始ね」
『了解、抜かりは無いわ』
先輩の痛みの分と、そしてあたしのこれまでのストレスのお返しをしなくちゃ。
本社へ戻ると、大虎師匠の到着スケジュールを確認し、先輩のため込んでいた仕事を回収する。
「大沢さん、最近、向島君を見ないんだけど」
「すみません、ちょっと体調が悪いみたいで。家で仕事をするそうですので、その代わりはあたしがします」
「ならいいけど」
部長、ごめんなさい。
これでクビになりますから、許して下さいね。
「またお前が来るんか」
「すみません、あたしで」
「まあ、楽しみやな。久しぶりに会えるし」
楽しみにしてなさいよ、ふっ。
2人が校門に消えるのを見届けて、お父さんに電話をした。
「もしもし」
『志穂? 準備はOKよ』
「ありがとう、じゃあ迎えに行ったら作戦開始ね」
『了解、抜かりは無いわ』
先輩の痛みの分と、そしてあたしのこれまでのストレスのお返しをしなくちゃ。
本社へ戻ると、大虎師匠の到着スケジュールを確認し、先輩のため込んでいた仕事を回収する。
「大沢さん、最近、向島君を見ないんだけど」
「すみません、ちょっと体調が悪いみたいで。家で仕事をするそうですので、その代わりはあたしがします」
「ならいいけど」
部長、ごめんなさい。
これでクビになりますから、許して下さいね。


