「ばか。なに言わせようとしてんだよ。ごめんね、立夏ちゃん」 止めに入ってくれたけど、正直、この場から逃げたい。 「あのさ、立夏ちゃん。今日っていつでもいいんだけど、空いてる時間ないかな?」 「え、時間ですか?……まあ、少しなら……」