とことことお客さんにぶつからないように入り口へ急いだ。 「いらっしゃいませ。こちらへどう、ぞ……新太先輩?」 「あれ?立夏ちゃん?覚えててくれたんだ。嬉しいな」 久しぶりに見た、新太先輩。その後ろには飯村先輩もいた。 「あ、お席案内します」 空いている席へ案内し、注文を取った。