「ねえ立夏ちゃん!」 「は、はい……」 目をキラキラさせながら見つめられた。 「あたしたち、立夏ちゃんのだけ迷って!売り上げ向上のために立夏ちゃんだけ服を二つ用意するから!」 え……。 それって、似合う服がなくて、二つしかましなのがなかったってこと? なんか、やだな。それはそれで。