迷わず日向の腕の中。 背中に腕を回し、顔を埋めた。 「俺、こいつと別れる気なんかねえから。てか何でお前らに俺らのこと決められなきゃいけねえの?お前らの方がバカ女だろ」 私を呼ぶときよりも低い、日向の声。 私でも怖いのに、あの子達はもっと怖いだろう。