城島が服を着替えている間、桜はメイクを直し、髪を整える。 「できたか?」 城島はそういいながら、桜をぎゅっと後ろから抱きしめて耳元で話す。その声に桜の顔が再び紅くなっていく。 「は、はい(照)」 「よしよし(笑)」 抱きしめられるだけでドキドキする。 だけど・・・ 部長が変な気持ちになりませんように(怯) そう思いながら、桜は静かに城島から離れた。 「じゃ、出発!」 その城島の声を合図に彼らは部屋を出た。