朝 桜が眼を覚ますと、あの時の景色が視界に入ってきた。 「部長の部屋・・・。」 薄暗い中を、煙草の独特な匂いが充満した城島の部屋。以前は驚きしかなかったが、あまはなぜか嬉しさも混ざっている。 「小島さん・・・。」 かすかに聴こえる城島の声。桜はその先に眼をやると、Tシャツにジャージのズボンという姿で眠っている城島がいた。 「たぶん・・・また(笑)」 寝言を待ってみることに・・・