翌朝 (はぁ・・・) 心の中でため息をついた桜。 仕事もうまく手につかず・・・ 「あ・・・」 イージーミスを繰り返す。 この状態をデスクで見ていた城島は、桜のパソコンにすぐさまメール。 件名:どうした? 内容 大丈夫か? いつもの桜と違うぞ。もしかしたら、昨日のこと気にしてるの? 自分を気遣う城島の文面に、泣きそうになる桜。その様子を見て心配が増す城島。そんな時、会社の時計が12時を示し、昼食の時間を知らせる。 「お昼行ってきます。」 桜はそういうとそそくさに仕事場を後にした。