その言葉を聞いた城島は、竜馬の隣りまで行きその場で土下座をする。


「ありがとうございます!桜さんを大切にします!よろしくおねがいします!」


その言葉を聞いた桜は思わず浅海に抱き付き泣き始める。


「ママ…」

「よかったね、桜。ママも嬉しい(笑)」


娘を抱きしめる浅海の目にも涙が浮かんでいた。


夕食、風呂とすばやく時間が過ぎていく。桜と城島がやっと落ち着いたのは夜の10時。
二人は桜の部屋でまったりすごすことに・・・


「は~・・・疲れた。」
「お疲れ様です♪」


夕食で、たっぷりお酒を飲んでいた城島。

セーブはしていたが、酒豪である竜馬に付き合うかたちで飲んでいた為、顔はいまだに紅い。桜は心配になり、キッチンに水を取りに行こうとするのだが・・・


「水はいいよ。」


城島はそういいながら、桜をぎゅっと抱きしめる。


「このまま・・・」

「???」


城島はそのまま眠ってしまった。
その顔を見た桜は、クスッと笑う。そして、城島の腕の中から抜け出すと毛布を取り、静かにかけた。


「おやすみなさい♪」


城島の頬にそっとキスをすると、桜はそのままベッドに行き眠ってしまった。