「はい。」
「ママただいま!」
「おかえり~!ちょっと待っててね!」


明るい浅海の声を信じて静かに待つ城島だったが・・・


カチャ


「お帰り、桜(笑)」


にこっとしながら桜を出迎える竜馬。そして、城島を見ると「いらっしゃい、どうぞ。」と言って家に入るようにいうのだが、その目は笑っていなかった・・・。


「お、お邪魔します。」


緊張に恐怖が圧し掛かった状態のまま城島は小島家へと足を踏み入れるのだった・・・