「ちょ、ちょっとあやめ!」 「だって・・・お姉さまの王子様ですから。」 頭を上げてにこっと笑うあやめ。そんな妹の姿に笑うしかなくなった小中がそこにいた。 そんな小中を見て、ジェインの“ある気持ち”が固まる。 そして、二人を見送った後、車に戻ったジェインは、携帯電話を片手にある場所に電話するのだった・・・。