「桜?桜しっかりしろ!!」 必死になって桜を起こそうとする城島。その様子をそばで見ていた守の顔から血の気が引いていく・・・ 「守、早く救急車!!」 「・・・・・・」 「守!!」 緊迫した状況の中響く城島の声。パニック状態に陥った守るにはその声が届かない・・・ 「守!!!」 「ぁあ・・・」 「いいから早く救急車!!」 やっと我に戻った守るは、近くにあった城島の携帯で救急車を呼ぶ。その間に、城島は桜を抱きかかえるとこめかみをタオルで必死に押さえ呼びかけ続けた・・・